「 研 修 会 」

 平成25年4月28日晴天の日に数えて34回目の研修会を開催しました。

朝10時より研修棟から本堂へ昇堂しお勤めからスタートです。

折角の連休に研修する事は大変意義深いものです、

しっかり勉強して下さいと関哉法尼より激励の挨拶がありました。

スケジュールが発表され、先ずは御報恩納経をさせて頂きました。

次に体験発表は、『幸福の種』のまき方の一節、人間関係を良くするには、

を題材に自分の我の強いところを反省される話です。

大病で入院した時に色々優しい言葉掛け・親切から、

自分が今までの言葉足らずとか笑顔が欠けている事に気付かせて貰ったので、

退院後は、今まで意見があわなかった社長との関係を反省し、

自分が折れて相手の意に沿う様に徐々にですが自分を変える努力をしました。

一寸した見方・考え方を変えたら自分の気持ちも楽になり世界が変わった。

と、大変参考になる体験談でした。

 昼からは、お経の練習です。この研修会の目的の一つとして、

家庭で朝夕のおつとめが出来る様にする事から始めましたが、

回を重ねまして、神力品の要望が有り、今回はこれ一つに絞り何回も読み、

間違い易いところを確認仕合ました。

最後は座談会です。昭和47年11月の『法音』の山首上人様のご講演

「善因を積めば悪因消滅」を皆さんで読ませて頂き、

善い種まきしか無いと、解らせてもらいました。

その後『実行目標』の中に「いやな仕事は進んでしましょう」が

有りますがこれをテーマとして自由に発表してもらいました。

①夫婦の協力、常に相手の状況を見て、助け合う事。

②誰かがするだろうと見て居ないで、善いと思った事は積極的に実行する、

電車で不自由な方が居られたら席を譲ってあげる事。

積極的に善い事が出来た時、気分の良い事を続ける努力をする事。

何れも喜ばせ合う事に繋がり、喜びを集める、

このテーマは私達を成長させる薬と思います。

和やかな内に予定時間も過ぎていました。

皆さん笑顔を大切に喜んで貰う事のヒントを胸に帰られました。

次回の実行結果発表が期待されます。

 
                            (代 通信員)